さとう特許商標事務所

タイトル
日本語生成AI

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昨日の新聞に、総務省の情報通信審議会が国内で生成AIの開発を促す提言をまとめた旨の記事が載っていました。
情報通信審議会の令和5年6月23日付の「2030年頃を見据えた情報通信政策の在り方」最終答申(案)を見てみると、「① 日本語によるAI 基盤モデルの構築」と「② 全ての国民がAI 等デジタルツールを巧みに活用する能力の習得」とあります。

rinnaやサイバーエージェントのモデルの提供のように、広く使えるAI 基盤モデルの提供に期待します。

少し前に、rinnaがメモリ32Gでも動くという記事がありました。

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1503707.html

試してみると、rinnaの対話言語モデルが、記事のコマンドとPythonのコードほとんどそのままで動きます。

記事の通り、メインメモリだけだと、一般的な質問に答えるのに、4、50秒かかります。

GPUを使ってみると、数秒で答えが返ってきます。

普通の質問の答えの質はまあまあですが、
特許関連の質問をしてみると、答えの内容はまだまだのようです。

しかしながら、可能性を感じます。
rinnaの汎用GPT言語モデルをfine-tuningしてみたいです。
学習によっては、特許の類義語検索とか、明細書の校正とかに使えそうな気がします。

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作成日時
2023年6月23日16:41

更新日時
2023年6月23日16:41