さとう特許商標事務所

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AIを使った自動運転の特許出願

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自動運転とAIと、興味深いです。どちらも、これから技術も市場も発展していくのでしょう。

最近ホンダが自動運転レベル3の車の販売を開始しました。カメラが2つ、ライダーが5つ、レーダーが5つ設けられて、システムが2系統になっているとか。

自動運転では、いわゆるAIとか、機械学習とかの技術を使っているのかと思います。勿論、技術的なポイントはそれだけじゃないとは思いますが。

一方で、特許庁がAI関連の出願の状況を調査した「AI関連発明の出願状況調査」が報告されています。

https://www.jpo.go.jp/system/patent/gaiyo/sesaku/ai/ai_shutsugan_chosa.html

この報告では、ニューラルネットワークなどのAIの基礎となる情報処理技術に特徴を有する発明を調査の対象にしています。

この調査の対象に中には、画像処理とか、自然言語処理とか、機器制御とかの分野で、AIを適用した発明も含まれています。

この適用の分野には、自動車の自動運転の分野も含まれているようですが、他の分野の件数に比較すると、比較的少ないようです。

特許文献を分類するFI(IPC(International Patent Classification)国際特許分類)を基礎として細展開された日本国独自の分類)を使って、AIを使った自動運転の特許出願がどのような状況なのか、少し見てみましょう。

続く

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作成日時
2021年4月16日19:25

更新日時
2021年4月20日11:03